ようこそトカラの森のウシたちのページへ
2026年4月2日 更新
- このページでは、鹿児島県トカラ列島口之島で行った野生化ウシに関する現地調査に基づき、彼らの生態と社会を紹介しています。この調査は、家畜化の起源を探るという目的で行われています。
- この調査は、まず1980年代に始め行われました。また2022年度から、野生化ウシの現状を把握する目的で、調査を再開しました。これらの調査の結果を紹介しています。
- ウシ(Bos taurus)は6000〜8000年前に、西アジアで原牛(Bos taurus primigenius)から家畜化されたと考えられています。この原牛は、1627年にポーランドで最後の1頭が捕獲され絶滅してしまいました。したがって、現在では家畜化される以前のウシがどのような生活を送っていたかを直接知ることはできません。そこで、家畜からふたたび野生化したウシの生活形態を知ることによって、野生生活を送っていたウシの生態と社会を、さらには家畜牛の起源について手がかりを得ようとしたのがこの研究です。
- 野生化ウシは世界的に見ても非常に稀な存在で、アメリカ領アリューシャ列島やフランス南部のローヌ川河口のカマルグなど限られた場所にしかいません。このほかイギリスのチリンガム自然公園には、原牛の形質を多く残すウシが50頭ほど生息していますが、彼らは冬季に餌を与えられており、完全な野生状態ではありません。日本では私たちが調査した口之島の野生化しウシが知られているだけです。
ここでは、1980年代の調査と2022年からの調査の二つに分けて紹介しています。
- 2020年からの調査(建設中)
- 1980年代の調査
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